前の晩、食べ過ぎて(笑)胃が重くて目が覚める(笑)。
しかし、朝ごはんはしっかり戴いた(笑)。鮭が美味しかった。やっぱり、海の幸がおいしいなあ。
8時半に、レンタカー屋さんがくるまで、部屋に備え付けてある、写真集を見る。南西沖地震の記録だ。そういえば、あれは、7月だったような。当時、私は札幌にいたはずだ。札幌も震度3あった。長く揺れたから、どこかで大きな地震があったのではないかと、テレビをつけてみたら、奥尻が大変なことになっていた。
これまで行ったことなかったけど、これで、しばらく行けなくなったと思った。あれから13年。初めて、奥尻にきた。
写真集はすごかった。ほんとうに、戦争した後みたいだった。本当に、地震はこわい。地面がゆれたら、私たちにはどうすることもできない。写真集を見て、無口になってしまった。そのあと、夫も見ていた。
8時半に、レンタカーがくる。
島は、周囲84km。こんなに広いと「島」という感じがしない。どこかの海岸の町を走っているみたい。

有名な「鍋釣岩」へ。曇っていて写真がいまひとつ。
この岩も、震災で、上部が崩れたとか。
姉が「あんた、あれ撮ったら?」と、街灯の上を指差した。

ムラサキウニの形だ(笑)。凝ってるなあ。
その後、「うにまる公園」へ。

うにまるモニュメント。夜は120本のトゲがライトアップされるそう。宿から、小さく、青い光が見えたけど、多分これだろう。夜に見たかったけど、歩いてこられるような距離じゃなかったし、みんなお酒飲んでたし。しかも、来てみて判明したけど、けっこう高台にあった。満腹の身で、こんなとこまで上れなかった(笑)。やっぱり無理だったな〜。次に行くことがあれば、夜見に行きたい。
次は、青苗へ。
震災で、一番被害の大きかった場所。そこに、慰霊碑と、慰霊碑の建っている高台の下に、「津波館」がある。1993年の震災と、復興の記録。今日12時40分のフェリーで帰る予定だけど、ここは、見ておきたかった。みんなで入る。
多数の震災の写真と、奥尻の誕生から震災、復興までを表現した模型、10分程度の映画などもあり、とても、興味深かった。
やっぱり、奥尻というと、震災のこととは切り離して考えられない。写真集で見たけど、奥尻地区にあったホテルが、山くずれで飲み込まれて、旅行中被災された方のお名前も、慰霊碑のところにあった。札幌市、旭川市、他からも。
なんだか、ここでこうして元気でいることが、申し訳ない気分になってくる。
この場をかりて、亡くなられた皆様のご冥福をお祈りします。
その後、今度は温泉をめざす。夫が運転手なのだけど、時間があまりないので、けっこう運転があらっぽい。私は、前の日、胃を酷使して、あんまり体調がよくなかったので、具合が悪くなってきた。
海岸線を走っている時、地図を見ていた姉が「あれ、島だ」と言うので見た。

走る車からの撮影なので、鮮明ではないけど。それを見た義兄が「島?岩じゃねえのか?」と言うので、一同大笑い。でも、姉が「地図には【無縁島】って載ってるけど」というので、どうやら島らしい。うーん、島なのか、岩なのか。私は「生活はできそうもないけどね」と言った。島って、人間が、生活できそうなところを言うんじゃないのかな〜。だったら岩だと思うけど、地図にはそうあったし。

北追岬。お天気がよくなってきた。誰もいないところをパチリ。
バスツアー組もいたけど、ここでは会わなかった。
で、温泉に着く。20分で出る(笑)。せわしない。
何しろ、12時のフェリーを逃したら、島から出られない(それが最後の便だから)。カラスの行水。
で、車でまた走る。まだ時間がありそうなので、最後の目的地「賽の河原」へ。
河原といっても、海なんだけど。河原みたいに見えるから、だとか。
「霊場」という看板にどきっとする。姉に「ここで写真撮らない方がいいよ」と言われたけど、でも、せっかく来たんだし。
夫が石を積んでいた。私も、少しだけ歩いた。静かだった。海も空も青くて綺麗だった。島をまわっていても、ここが、13年前に、大きな地震で、壊滅的な被害をこうむった、同じ場所とは、思えなかった。
見事に復興したんだ。とはいえ、今後、何年も何十年も、あの震災と切り離して考えることは、できないだろう。
港へ戻る。なんとか間に合った。
来た時同様「うにまる」に見送られて、出航。
昨日よりも確実に込んでいて、場所をとるのも大変だった。
私は、車酔いのせいで、気分がわるかったので、船室で横になってた。今日は、昨日よりも波があって、揺れるので、大丈夫かなあと思ったけど、横になっていると、なんとか回復した。
せたなに着いて、また同じ海岸線を走る。
途中、海を眺めていたら、虹が出ていた。綺麗に、海に、橋のようにかかっている。こんなのはじめてみた。カメラをかまえようとして「うまく撮れるかな」と、走る車から撮る気でいたら、前を走っていた、義兄運転の車が、停車した。気付いたようだ(笑)。そこで、うちも停車して、撮った。

雨も降っていないのに、虹が出たので驚いた。あのとき、山から海を見下ろしながら走っていたんだけど、山にガスがかかっていたからだろう。
その後、岩内から、ちょっとコースを変えて、札幌へ。
途中、「トンデンファーム」というところへ。父がベーコンをお土産に買ってくれた。
私は、動物のいるコーナーへ。ダチョウの写真を撮る。

このダチョウが、なかなかおとなしくしてくれなくて、一生懸命写真を撮っている時、おでこになにかチクッとした感触が。いやな予感…。
少しして、かゆくなった。やっぱり蚊か。くやしい。夫に見てもらうと「腫れてる」と、笑った。笑うことないじゃないか。姉にも「刺されたんだね」と言われる。あーあ、ついてない。
そのおでこは、翌日になってもかゆかった(笑)。
その後、札幌へ帰って、解散。
かけ足だったけど、楽しかった。うにもあわびも美味しかったし〜♪それに、あみぐるみの「なな」をつれて旅行して、写真とりたかった。金曜に、無理して作ってよかった(笑)。
ここに載せてない写真が、私のサイトのギャラリーページにたくさんあります。どうぞ、ご覧になって下さいね。ここのリンクから行けますので。
長い旅行記になってしまいましたが、とても楽しゅうございました。
それでは、このへんで。