くらげちゃん日記

手づくり、その他いろいろ感じたことなど。「日常」をちょっとだけ…。

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染まった…

栗の渋皮を使って、染物をしてみた。
ちなみに渋皮の煮汁を手に入れるまでの顛末は昨日とおとといの日記を参照してください(笑)。

で…何を染めようかと思って。
毛糸倉庫からひっぱりだしたのは、
yarn13-12.jpg
前に通販で買った、生成りの糸。なんかワケありで安かった。ところどころ、少々汚れている。けど、手触りは抜群。なんか身につけるものを編みたいと思ってとっておいた。
yarn13-13.jpg
この色を覚えておいてくださいね。

他にも、
yarn13-14.jpg
これもワケありの、スラブの生成り糸。染めたらカワイイんじゃないかと思ったので。
yarn13-15.jpg
どうなるかなあ。

もひとつ。
yarn13-16.jpg
これは母からもらった糸だったかな?使わないから、って。
生成りのループ糸。これも染めちゃお。オモシロそう。

と、いうわけで。
あの煮汁へ投入。

染め方については、先週土曜日に、『ムーランルージュ』さんにお邪魔して、聞いてきた。
渋皮を煮出すときに重曹をいれたけど、その煮汁にミョウバンをいれても大丈夫そうかどうか、草木染めの先生であるオパオパさんに質問してみると「あっ、大丈夫」とのこと。私は、ミョウバンって、色を定着させるためにいれるのかと思ったけど「あれはね、どちらか言うと発色のためにいれるの」と伺った。そうなんだ。なんか化学変化をおこすんじゃないかと心配だった(笑)。
それと、家にあった、染色家の箕輪直子さんの本を見て、勉強した。
ただ…気になることが。

渋皮煮を作ったのは、木曜の夜だったかな…で、煮汁は、毎晩、火を通して、腐らないようにしたつもりだったけど。オパオパさんに土曜に聞いた時「いつ煮ました?その煮汁は」と聞かれたので「おとといだったかな…」とお返事すると「何日か前だとすると、染まらないかもしれない」というようなお返事を戴いた。…え?
煮汁が古いと、染まりにくくなるのだろうか…ああ、しまった。渋皮煮を作ったその日は夜も遅かったし、毛糸を出してきたのは金曜日で、染めるためにカセに作り直して、なんだかんだで2日以上たってる…。
そういえば、箕輪直子さんの本でも、一番最後のページの藍染の話のところで、


粉末藍は一度溶かしたらその日のうちに使いきり(濃い色の液に見えても翌日には酸化して染まらない)なので染めるものをたくさん準備してから藍染液をつくるとよいでしょう

                          「花びら&ハーブの染色」日本ヴォーグ社より


げげっ。どうしよう…もう二日以上も前だよ。
でもこれは、藍染の話だし…確か藍染の場合、染めたいものを染液につけてから空気中に広げて酸化させることで色を定着させて染めるんだったっけ。…でも、草木染めってみんな原理は似たようなものだったし。
不安になった。3日ぐらいも前の煮汁…大丈夫だろうか。しかも、その日は結局用事があって、染めるのは月曜を待たねばならなかった。
どうしよう、と思ったけど…今更どうしようもない。やるしかない。

と、いうわけで、煮汁を40度ぐらいにあたためて、ミョウバンを熱湯でといた液をいれて。
染めたいウールも、40度ぐらいのぬるま湯につけて、しめらせておいた。かわいたまま直接に煮汁にいれちゃうとムラになりやすいんだそうな。
生成りのウールを1番液にいれて、スラブとループは2番液にいれる。
malon13-23.jpg
これが一番液。すごい色。温度計は、90度以上にならないようにするために、温度をみながら火にかける。
malon13-24.jpg
こちらは2番液。全然色違うなあ。

草木染めはほとんどやったことないから、もう、適当。
90度ぐらいで、20分ぐらい煮たかなあ。それで火をとめて、あとは、そのまま冷まして、2時間から、1晩おくのだそうな。

で、翌日。
1番液に浸けておいたウールを出して、しぼった。そしたら、かなり色がおちた。このへんは、もう、一人でやってるので、写真に撮ってる余裕なかった。両手使うし、水いっぱい使うので、カメラなんかそのへんにおいておけない。
で、1番液をしぼったものが、あまりにすごい色なので…まだ使えそうかな?と、貧乏性の私は、そのしぼった汁を、2番液の鍋に追加してしまった。だって、スラブとループの鍋が、あんまり染まってるように見えなかったんだもん…というわけで、スラブとループは、再び加熱して、また一晩おいた。
ウールの方は、ぬるま湯で何回も何回もすすいだ。赤い汁がでなくなるまですすいでから、手でやさしくしぼって、影干しする。ぎゅうぎゅうに絞ると、ウール同士がフェルト化してかたまりそうだったから。
で、室内に干してると…手でしぼったから、脱水があまいので、下に水がたれるので、下にバケツをおいて、干した(笑)。

手でしぼったから、なかなか乾かない。翌日、スラブとループも、すすいで、干した。

そして今朝、ウールの方がやっと乾いた。
malon13-29.jpg
室内が暗くて、あまり綺麗に撮れない。
なんていったらいいのかな…スモーキーなピンク色、かな。
malon13-30.jpg
煮汁に浸かっている時は、もっと濃い色に染まるかな、と思ってたんだけど…半日おいたら、このぐらいになった。これは、濃い色にしたいなら、重ねて染めないとダメかも。
malon13-31.jpg
でもこれはこれで、いい色かも。
だけど、写真じゃよく見えないんだけど、
malon13-32.jpg
ちょっとやっぱり、ムラになっちゃった。でも…まあ、グレーとかで、しもふりってあるでしょ。しもふりピンクってことで(笑)なんかに使えるでしょ。
malon13-34.jpg
なに編もうかな。

で、まだしめっぽいので、乾燥中の、
malon13-25.jpg
スラブとループ。こちらは、二日間ほどかけて、重ねてそめたから、ウールよりも濃い感じ。
あと、素材で、染まりやすいかどうか決まるのかも。このスラブやループは、ウールに比べると、撚りが甘くて、フェルトみたいだから、色が染みやすかったのかな。
malon13-26.jpg
スラブは、織りに使おうかな。
malon13-27.jpg
ループは、あみぐるみにしようかな?

それともうひとつ。
一番綺麗に染まったのは、
malon13-28.jpg
ガーゼのハンカチ(笑)。
これは、染液を作るときに、煮汁に、渋皮の繊維がいっぱい残ってたので、さらしで漉したかったんだけど、さらしがなかったもので、ガーゼのハンカチをザルにかぶせて、漉したあとに、渋を搾って、そのハンカチが赤くなったから「これも染めちゃえ」と、鍋に投入したのでした(笑)。
これは普段漉すため使ってたんだけど、今度からハンカチにしようかな(笑)。
malon13-33.jpg
と、いうわけで、初めてやってみた。
よくわからないので自己流でやった。これで正しいのかどうか…。
でも、煮汁からひきあげて絞ったり、干したり。色がついてるのを見た時は嬉しかった!
で、色水がでなくなるまですすいだりした。冬で寒いからちょっと大変だった。
あんなに濃い煮汁でも、すすぐとこのぐらい落ちてしまうのかというのを見た時…私は、販売されてる草木染めの糸が、お値段が高めなわけを、瞬時に理解した。手間かかるもん!!これって。
いや、草木染めのプロフェッショナルの方々は、もっと、綺麗な発色のさせかたとか、効率よく色をとりだしたり、定着させるわざをお持ちなのだろう。私のやりかたがよくなくて、あまり染まらなかっただけかもしれない。それは、やっぱり、煮汁をとりだしてすぐに染めたら、もっと深く染まったかもしれないし。何がよくなかったのかは、この一回じゃわからない。
とはいえ…経験豊富な方でも、これが、化学染料よりも、手間のかかることであることは間違いないだろう。そう考えると、草木染めの糸、そりゃ値段あがるなあ(笑)。

でも…これは、楽しい。また、やりたいな。
でも今度は、全部、染めたいものを用意してから、渋皮煮を作ろうっと(笑)。
来年は、レースのブレードとかも染めよう。ああ楽しみ♪

ではでは、こんな感じでした。長い話を読んでくださってありがとう。
ねぎらいの1ぽちをぜひ(笑)。

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| いろいろハンドメイド | 15:52 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

やさしいピンク色に染まるんですね!
草木染めはしたことなくて、もっぱら科学染料ばかり愛用してますが、染物ってやり始めるとはまるんですよ~(笑)なんかイロイロ染めたくなってしまうんですよね。
この糸で何が出来るのか楽しみですね♪

| piyo-bear | 2010/11/19 18:39 | URL | ≫ EDIT

わあ・・・

とってもやわらかくて

やさしい色ね♪

| rose | 2010/11/19 23:20 | URL | ≫ EDIT

こんにちわ 菜々さん

何とも言えないほど やわらかさがいい感じですね。
出あがったのも 楽しみにしてます^^
栗も美味しそう。。。*
私も編み物しようかクロスステッチにしようかと迷ってたところ
とても気に行ったクロスステッチのキッドがあったので購入しました。
そのままの色を刺すのではなくて 3本どりの内 1本と2本で2色の色を合わせたりするんです。
その間の色が出来て なじみやすいかもしれません。
長い時間かかるかも知れませんが 頑張ってみます。。。*

| alice* | 2010/11/21 14:08 | URL | ≫ EDIT

自然の色…

***piyo-bearさん***

草木染めは前からやってみたかったんです。家では、手軽に、紅茶葉や珈琲で染めたりしたこともあったんですけど、天然素材からやったのは今回がはじめてですね(藍染め体験はしたことあるけど)。自然の色を戴いたという感じで、満足感の方が色の濃さより勝ってますね(笑)。玉葱の皮とか、栗のイガとかでもやってみたいです。

***roseさん***

はい~、こんな感じになりました。
渋皮煮から色を取り出した時は「モノスゴイ色になったらどうしよう…」と、濃く染まるかと心配しましたが、草木染めの場合、見た目の色より染まらないって話も聞いたことがあったので、まあ、ためしにということで。渋皮を煮出した色はどぎついワイン色でどうなることかと思いましたけど、これは気に入ってます。でもできるならもう少し濃く染めたかったですね~。媒染のしかたがまずかったかもしれません。

***alice*さん***

染めは楽しいです(^^)なんか、オリジナルの糸を作れたような満足感が得られました。失敗でも楽しいです。
クロスステッチ…私もやりたくて、刺しゅう糸とか、買ってありますね(笑)←じつはやっていない。刺しゅう糸も、絵の具のようで、いっぱい欲しくなってしまいます。
あ、糸をまぜるのですか!なるほど。私は、DMCの、段染めの糸を買ったんですけど、もとから段染めの糸でも刺せば素敵になりそうですが、2本ずつとかでまぜても素敵になりそうですね。頑張ってください♪楽しみにしてます。

| 菜々 | 2010/11/23 23:03 | URL | ≫ EDIT















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